犬童 一心のプロフィール

プロフィール

  • 名前:犬童 一心(いぬどう いっしん)
  • 生年月日:1960年6月24日

犬童 一心とは何者か?

日本で活躍する映画監督、そして脚本家としても知られる犬童一心氏。映画「ジョゼと虎と魚たち」をはじめとする、さまざまな代表作を持っていることでも知られています。2016年には自身初となる小説を出版するなど、幅広い活躍がこれからも期待されます。若かりし頃から映画に携わり続ける犬童氏の魅力をご紹介しましょう。

高校在学中に自主制作映画をスタートさせる

東京都に生まれた犬童氏は、法政大学第一高等学校(現:法政大学高等学校)在学中より、自主制作映画の監督・製作をスタートさせます。犬童氏の映画人生は、ここから始まったといっても過言ではないでしょう。

その後1979年、『気分を変えて?』の脚本・監督を務め、ぴあフィルムフェスティバルで見事入選。入選後、映画監督やクリエイターの黒沢清、手塚眞らと知り合い交友を深めていきます。自主制作時代は、池袋文芸坐(現・新文芸坐)主催のMWC(マインド・ウェーブ・シネマ)に参加したり、フィルムによる作品を手がけるなど活動していたそうです。

東京造形大学造形学部へ入学し、卒業後は朝日プロモーション(現・ADKアーツ)へと入社。当時から才能あふれる犬童氏はCMディレクターとして数多くのTVCMの企画や演出を手掛け、ACC賞をはじめ多数受賞します。この頃はCM演出がメインでしたが、その傍ら監督・制作を務めたのが1993年に発表された『何もかも百回も言われたこと』でした。

そして同じ年、実写とアニメーションを組み合わせた短編作品『金魚の一生』の監督・製作で「キリンコンテンポラリーアワード」1993年度最優秀作品賞を受賞し、その功績がたたえられたのです。

長編映画への着手、監督・脚本家としての犬童氏

受賞の翌年『二人が喋ってる。』から長編作品でデビューします。作品は1996年、サンダンスフィルムフェスティバル in東京で見事グランプリに輝き、第37回日本映画監督協会新人賞を受賞します。この作品をきっかけに1998年、市川準監督より『大阪物語』の脚本執筆を依頼され、脚本家としても活躍します。

犬童氏が脚本をつとめた作品は他に、塩田明彦監督『黄泉がえり』があり、同作品は口コミで評判が広がり3ヶ月以上のロングランを果たすなど大ヒット映画となりました。この作品により犬童氏の名前を知った、という方も少なくありません。監督としてはもちろん、脚本家としての手腕も確かなものであることが分かります。

その後2003年には、第54回芸術選奨映画部門において監督作品『ジョゼと虎と魚たち』が「芸術選奨新人賞」に選出されます。第27回モントリオール世界映画祭、第39回シカゴ国際映画祭、第16回東京国際映画祭などに正式出品される作品となり、国内のみならず海外からも注目を集めました。

自主映画時代を含め3本の長編作品を映画化。2000年の『金髪の草原』と2008年の『グーグーだって猫である』では監督・脚本を兼務し、犬童氏の個性あふれる世界観が表現されています。映画だけではなく2014年、2016年の連続テレビドラマ版『グーグーだって猫である』『グーグーだって猫である2 -good good the fortune cat-』でもシリーズ構成と監督を担当しています。

自身は1970年代のホラー映画ファンとのこと。その雰囲気を自身の映画で演出に取り入れるなど、今後は「純粋なホラー映画を撮りたい」との発言もあり、多くのファンは待ちわびていることでしょう。これからもどんな作品が飛び出すのか、犬童氏の活躍が期待されます。

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